2012年3月30日金曜日

一段落

サラダキャベツを定植して虫よけ、防寒のワリフをかけました。

スティックブロッコリーは露地。

べた掛け外したそら豆

我が家の梅の木



ここ3週間、レタスの定植、人参の収穫、じゃが芋の植え付け、



サラダキャベツ、スティックブロッコリーの定植と充実した畑作業ができました。



ひとまず急ぎの作付は落ち着きました。






空や庭の花を見る間もなく過ごしているうちのいつの間にか梅の花が咲いていました。




出荷作業が忙しくなると、私も家事を手伝って袋づめを嫁と一緒にやるのですが



畑作業はほぼひとりで回す感じなので、その時期家庭をかえりみない様子になります。





朝から慌てない1日でハウスでズッキーニの2回目の播種や苗のずらしをしました。

そしてひさびさ夕方、子供たちと勉強会をしてほのぼのした時間を過ごしました。




明日は多摩川のグラウンドで、今年初のラクロスの試合です。




ワクワクしておりますが、雨の予報が気になります。午前中までもってくれ~。











       

2012年3月28日水曜日

信じられないおかんのはなし

かわいい息子と孫を飛び越えて別の畑へ



  先日、隣町に住むおかんが我が家にやって来ました。


4年前におやじが他界して、生まれ育った大阪から単身で千葉にやって来ました。


来た当時は56歳会社でバリバリ働いていましたので、働けるうちに来た方が


仕事でのつながりも出来ていいよ。一人になって半年もたたないうちに千葉に


やって来ました。



うちのおかんは、どんなところでも生息できる特性をもっています。


やりたいことをもの落ちせず、すぐやる特性をもっています。


このあたりの特性を生かして一人身になりましたが


息子には、ほとんど頼らずずんずん友達を作って楽しんでいます。



そんなおかんの信じられなーい話



私  「最近、相変わらず休みの日も忙しくやってんの?」


おかん 「耕治には言いづらいねんけどサークルに通ってねん」


私   「またテニスか?(以前うさぎ跳びの練習で腰を悪くした過去がある)」


おかん 「ちゃうねん。農業サークルに行ってるねん。しかも栗源町の新規就農者の

      所で農作業体験をする。トラクターとか乗らしてもらえて楽しかったわ」


私  「わがの息子が新規就農で忙しくやってるのに、よそ様の農作業を体験しに

      普通行くか?信じられへんわー(笑)」




おかんは今年で60歳会社も後3年で定年になります。


今のうちに会社外の友達を作りたい。


そこで農業サークルにに来るような人だったら仲良くなれるかなと思ったらしい。


今後も我が家を通り越して別の人の畑に通うそうです。




そんなアクティブで能天気なおもろいおかんが私の母親です。





2012年3月27日火曜日

いい感じ♪

樽からボカシを出してます。

アミノ酸発酵でいい香り。

小さい畑は手で振ります。

1月28日蒔きのカブ


3月になって再び大きくなり出しました
10日前に定植した玉レタス



  昨日からサラダキャベツ、スティックブロッコリーの定植準備。


  
  昨年の秋に仕込んでおいた自作のぼかし肥料。


  そのぼかし肥をふって耕してマルチを張りましたので木曜日に定植予定です。


  朝晩、まだまだ冷え込みます。



  ハウスの中で育った苗にはキツイ朝霜で白く枯れることがあります。



  木曜日頃から暖かくなる予報を信じて予定を立てました。




  

  トンネル内のカブも調子よく生育しています。真っ白なカブがビー玉くらいの大きさ


  になっています。ここからは温度も上がってきますので成長も早いと思います。


  4月上旬収穫予定です。春1番の野菜はカブです。



  

  


  べた掛け(不織布)内のそら豆も順調に大きくなっています。


  分けつが進み花芽もちらほら出てます。


  そろそろべた掛けを外したほうがいいくらい背が高くなってきました。


  6月の上旬収穫予定です。今年はお腹いっぱいそら豆が食べられそうです。





  しっかり活着した玉レタス。気持ち大きくなっました。


  これが後一か月もしたら立派なレタスになるんです。


  大地の力ってすごいですね!




  だんだん畑が賑やかになってきました。  いい感じです♪



  

  


  


2012年3月22日木曜日

現場主義





 本日、無事じゃが芋植え付け作業を終えました。

この後、しばらくして除草も兼ねて通路を管理機で軽く耕します。

芽が出てきたらちゃんと穴から出してあげて草取りをします。

芽が多いところは芽かきします。

6月には収穫を予定しています。



植え付けに近所のおばあさんを頼みました。

私は畑作業は基本一人です。のでまとまった仕事はその都度お願いします。

定植や草取り、じゃが芋や人参の収穫はいつも決まった人に来てもらいます。

農家のおばあさんですので手も早く働きものです。


・その時の作業中の会話


「ほんとは今日歯医者の予約が入っていたんだよ。でも岡田さんに仕事頼まれた

から断ってきたよ。来週から他の仕事の予約がめいいっっぱい入ってるんだよ」


明日から雨なので気を使ってくれて無理して来てくれたようです。

70を超える年にもかかわらず仕事への意欲、雇い主への気遣い。

こんな人はいっしょに仕事をしていても気持ちがいいです。



・所属する生産団体での会話


「人参の換気(トンネル裾を一部開けること)やったか?今日は温度上がるから

開けないと出た芽が焼けちゃうぞ」


農家の仲間同士でのやりとり、優しい気遣いだと思います。


生活かけて本気で仕事している同士から出る気遣い、優しさはとても嬉しいです。




世の消費はマーケティングや宣伝が大部分を占めていますが


現場(第1次産業)ではそれとは別に次元で物事が動き流れています。


現場にこそ本質があり魅力が溢れていると思います。




















2012年3月21日水曜日

なかま

http://recipepage-emico.blogspot.jp/2012/03/blog-post_19.html

仲間の岩本さんがうちの野菜を使って料理してくれた記事です。

一人での限界、みんなで作る楽しさを知ってしまった今日、この頃。


いままで既存の農家(市場出荷)は作った野菜に自分で値段を決められない。

だれが食べるのかも知るよしもなかった。


しかし仲間がいて生産、販売、消費までを見通せる仕組みができれば

儲かる以外の価値が見いだせそうです。


一緒に売り先を共有する農家仲間。

売る手助けをしてくれる仲間。

口コミやイベントで宣伝してくれる仲間。

料理のレシピを提供してくれる仲間。

消費者として買い支えてくれる仲間。

自分を支えてくれる家族。


今いる身近な仲間を大事にしたいです。





今晩は同じ生産団体の大先輩のうちでご飯をごちそうになりました。

二回りも上の父親ほどはなれた方ですがいつも可愛がってもらっています。


勝手な意見ですが仲間は年や経験とは関係ないと思います。

経験が少なくとも年が自分より上だろうと目指すものや価値観が近いと

いっしょになにかやりたいなと思います。


もちろん現実的な問題もありますが

そんな仲間とは損得を抜きにして付き合っていきたいです。







2012年3月19日月曜日

決行!

長女も参戦。

3女「抱っこー」  母「ちょっと待ってー」

今年は、紫、赤ジャガ芋も作付けします。

15時から急いで3回目のカブを播種。2本目のトンネル張りは明日に持越し。




         木曜日、じゃが芋植え付け決行!


   それ前までにやることは、種芋を切り、断面を乾かす。

   畑にボカシ肥料を蒔き耕す。(堆肥は1月に入れました)

   じゃが芋用のマルチを張る。それから植え付け。



   2反弱の種芋、10キロ20箱。2人で2時間みっちりやっても終わらなかった。


   あと5箱は明日また切りましょう。



   


   


   
   

   


 


   



   

   

2012年3月18日日曜日

コンテナ栽培

知恵がつき始め、意地悪なこともニヤニヤしながらやってます。


 我が家の子は腰が座った頃からコンテナで育てます。

出荷作業中は作業台の上でコンテナに入れておけば、まぁまぁ静かに

やってくれます。


初めの双子の時は大きな白菜用のコンテナに入れてました。


構ってもらえなくて泣き疲れてよくコンテナでそろって寝てました。


あの頃から比べると育児もいくらか丁寧?!になってきたかぁ。 


最近では夜の作業は7時までにし、間に合わないときは朝早起きしてやります。



夕方になると子供たちがおなかが減ったのと眠たいのでアピール合戦が


始まりますので。













2012年3月17日土曜日

過保護、過干渉は禁物。

サラダキャベツ、定植まで1週間

スティックブロッコリー、定植まで1週間
セロリ、定植まで1か月、セロリ臭がプンプン。

ズッキーニ、定植まで一か月弱。

5月下旬のズッキーニ


育苗ハウスが賑やかになってきました。


小さい苗は水の管理、温度管理にとても気を使います。

苗への灌水は乾いたらあげるが基本です。

常に土が湿った状態だと根が伸びようとしないからです。


苗の生育ステージに合わせた適切な温度管理も必要です

晴れた日は9時ころハウスのカーテンを開けて中のトンネルも開けます。

夕方4時ころ閉めます。


ウリ科であるズッキーニは寒さには弱く、1度、中のトンネルを閉め忘れて

全滅した苦い過去があります。

今は2重トンネルの中で夜を過ごします。




キャベツやブロッコリーの苗は露地畑への定植なのでそろそろ寒さに慣らすべく

トンネル外で夜も過ごします。

がっちりとした体に育ててあげることで定植後の生育がスムーズに行きます。


苗をしっかり育てることは、子供を自立させる親の気分です。



よく観察することは大事なことですが



過保護、過干渉になるのは気を付けなければなりません。







2012年3月16日金曜日

玉レタスの巣立ち

播種41日目、これから巣立ちです。

一人前になれよー。

仲間とともに

まだまだ寒いのでトンネル内の栽培です。

完成写真(4月下旬予定)


今週1週間は、人参収穫、レタスの定植ができました。

多品目栽培は出荷と作付が同時進行です。


今もほうれん草と人参の出荷をする合間に作付作業を入れます。


昨日、今日と出荷作業がまったくなかったのでそんな日は作付が進みます。


友達も手伝いに来てくれたのでトンネル作業が迅速にできました。



明日からまた雨です。


じゃが芋の植え付けは来週に持ち越しです。












2012年3月13日火曜日

本日は快晴なり。

今日は半日でコンテナ正品36杯収穫2L7杯

冬眠から覚めた真っ白なアマガエル
セロリの移植作業、子供たちも戦力です。


      本日は快晴なり。

  現在やらなくてはいけない仕事(作付け準備表から)

  ・人参の収穫、調整、予冷庫に入れる。

  ・じゃが芋植え付け、それに伴う準備(ボカシふり、マルチ張り、種芋切り)

  ・カブの播種、播種後のトンネル展張

  
 
  ・レタスの定植、定植後のトンネル展張

  ・サラダキャベツ、スティックブロコッリーの定植準備

  
  ・サラダキャベツ、スティックブロコッリーの4回目の播種

  ・セロリの苗の1本立ち、移植


   どれどもこれも、今すぐ全部やってしまいたい作業ばかりです。

   人参収穫を私と近所のおばあさん2人と今日、明日にかけてやります。


   セロリの移植、キャベツの播種はハウスの中で嫁がやってくれています。


   また毎年のように忙しい春がやって来ました。


   ひとつ違うのはブログに乗せる写真をこまめに作業中とっていることくらいかな。
   



  
白のクリスマスローズが満開

赤のクリスマスローズはまだつぼみです。

紫のクロッカス、黄色より少し遅れて咲きました。




 

2012年3月10日土曜日

ポパイ

冬草に囲まれたほうれん草

雨でどろどろになっていたので軽く洗いました。

今日は一人収穫でした。


        今日は雨の中のほうれん草の収穫でした。

   そろそろ秋から続いていたほうれん草も終了です。


   ほうれん草もうちの農園の中では人気野菜の1つです。

   色々な料理にも出来るので毎日食べても飽きない野菜です。


   子供の頃、よくおかんにポパイになるから食べなさいと言われました。

   年間食べる量を考えるととっくにポパイになってもいい頃です。

  
    



    

   







2012年3月8日木曜日

風化させない。





   
  
    ボーカルの彼が、「歌は頑張っている人へのご褒美です」

   
    

    私も感動してもらえる野菜作り目指して頑張ります。

春を感じる。

紅菜台、山菜のわらびのような味の菜花。

庭に咲くクロッカス

4月の下旬収穫予定の玉レタス

    啓蟄とは、土の中で縮こまっていた虫(蟄)が穴を開いて(啓いて)

  動き出す日のことです。

  この時期は、一雨降るごとに気温があがってゆき、春に近づいていきます。

  日差しも徐々に暖かくなってきます。

  

  子供たちが朝起きてもストーブの前に行かなくなりました。

  虫や野菜たちや子供たちを見て春を感じています。


  最近作った名刺には1枚1枚違う自分の作った野菜の写真が載せてあります。

  自然が作る造形物はじっと見ると吸い込まれるくらい魅力的です。


  野菜を見て、食べてもらって季節を感じてもらえれば嬉しいです。





















2012年3月6日火曜日

常識を疑え。


今日蒔かなかったらまた1週間蒔けないです。

1月28日播種のカブ。本葉5枚いい感じ。(トンネル内)


      
    
     畑が乾かずに非常に作業が押していますが
      
   
     日曜日にわずかな晴れ間を使ってカブを蒔きました。

     普段ならロータリー(耕す)をかけたところに播種しますが

   
     先週準備した場所の状態が良くない。

     1か月前にロータリーをかけたところに蒔きました。


     播種直前にロータリーをかけるは無農薬栽培では草の発芽を少しでも

    
     遅らせるためです。

     

     しかし発芽温度に達していない時期なら3日前でも1か月前でも

 
     総合的に考え、その時状態の良いほうに蒔いたほうがいいと判断しました。

     

     畑の使い方もいきなり真ん中に2本入れちゃいました。


     いいんです。自分の畑は自分のキャンパスです。

     業界の常識にとらわれて自分のやり方を変えるのは得策でないです。 


     就農11年目そろそろ栽培に関してもオリジナルでしてもいい時期でしょう。
     
     
  
   
     












  
 

2012年3月1日木曜日

育苗の様子

まずはセルポットに培土をいれる

ポットルでコート種子を落とす
覆土して並べ潅水する
重ねて温度と湿度を保ち発芽を揃える(無加温)

2/16蒔きのサラダキャベツの苗
2/4蒔きのセロリの苗

2/4蒔きの玉レタスの苗


育苗中の苗たち、ただいま100枚