2012年9月11日火曜日

秋作の難点



128穴の苗トレー、1枚15分弱で定植します。

8月23日蒔き、献夏37号

今日培土、明日間引き

管理作業中



     秋の作付けは寒さに向かっていくので生育期間は限られている。



  なので予定通り播種することを心掛けています。




  まとめて作って一気に収穫する市場出荷とは違い、契約期間を途切れなく出荷




  するので、播種、定植の遅れは取り返しがつきません。




  もちろんその年の天候によって多少は前後しますが、播種表にそって遅れない




  ように種を落とします。





  以前ブログにも書きましたが秋作の栽培が一番難しいと思います。

  http://jyagaoka.blogspot.jp/2012/06/blog-post_26.html


  ・播種する時から虫は畑でしっかり活動しています。



  ・草もすぐに発芽しグングン成長します。



  ・虫や暑さを恐れ、遅く蒔くと年内のうちに大きくなれせん。



  ・ごく簡単な期間は必ず供給過多になり、余って捨てることになります。


  

  

  短く限られた作付け時期を守る為にも気をつけていることがあります。



  ・全圃場、堆肥やぼかしは前もって散布しておく。



  ・予定圃場は播種日より1~2週前からは草のない状態を用意しておく。



  ・太陽熱マルチを張ることで雨の次の日の播種を可能にする。



  ・灌水できる圃場をうまく有効活用する。





  そんな工夫をあれこれしても虫の大発生、台風による大雨、暴風には敵いません。




  苦労が報われないのが秋作の難点です。






  ここまで書きましたが出荷やイベントも多い時期なので実際は予定通りに行かない



  こともあります。でも慣れてきて、疎かにしがちなのが機械の使用と作付時期。




  これからも引き続き気をつけていきたいと思います。



  



  









     





  






  





  




  

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