2012年11月19日月曜日

夢の国ではない

勇気を出してディールと記念撮影。

ちょっかい出されて大騒ぎ。

行く前の様子、4兄弟の中で唯一もの落ちしない性格の次女。

どこに行っても兄弟ケンカは絶えません。

理由は決まって食べ物とお母さんの取り合い。


   


   いつもの労い、償いの家族サービスにディズニーランドに行ってきました。



   子供たちは何日も前から、しおり作りやキャラクターを覚えたり、係りを決め



   たり、盛り上がっていました。



   大人の方は、前日から出荷の準備に追われれ体調が悪かった私の代わりに



   
  
   嫁はいつも以上に頑張ってくれました。



   当日も袋詰め、出荷作業を終わらせてからの出発になりました。



    
   早朝からみんな揃って鼻息が荒く意気込んでいました子供たちには夢の国に



   映ったかもしれませんが、親の方はまぎれもない現実の修行の世界でした。



   待ち時間の長いアトラクション、混雑で座って食べれない昼食



   下の子2人の昼寝ができないためのグズグズの末の長い抱っこ。



   いつも通り、どこでも始まる兄弟ケンカ。




  
   結局、予定していたアトラクションは待ち時間が半端なく長いため、



   同意のもと、キャンセルにしてもらいましたが、子供は終わってみれば楽し



   んでいた様子だったので幸いです。





   個人的にはもうしばらくは行かなくていいです。ふーー。




   



  




   




   

2012年11月16日金曜日

有機農業ってecoなの?


一回目の大根畑、2回目が出荷中のため耕し牧草を播種します。
牧草(ライ麦)蒔きました。


       自分が取り組む有機農業は結構な手間とエネルギーがかかります。

  


   防虫や除草のために、防虫ネットや太陽熱消毒などでビニール資材も多く



   使います。



   手間をかけた分がすべて売り切れることはまれで、現実の畑では規格や



   出荷時期のズレでたくさんの野菜が捨てられ土に帰っていきます。




   契約を重視しているので仕方がない部分もあります。



   生産技術がまだまだ未熟な理由も考えらます。



   品目や作柄が多く、管理、効率化が徹底されていないのも確かです。




   しかし、ある一方で捨てるのはいいものを出荷するための条件だとも



   

   考えています。




   規格や品質を軽視し、もったいないやまだ食べられるといって出荷している



   と大事なお客さんとの信頼関係は保てません。



  
   ブランドを保つために多くのエネルギーを使います。




   なので自分が目指す農業はそれほどエコではありません。




   しかし、おいしい野菜を食べてもらいたくて、自分の野菜を必要だと




   思われたくて、色々資材を使ったり、多くのエネルギーを使っています。




   





  




   




   





   




   




  



   




   




   



 

   




   

2012年11月10日土曜日

子供たちとの農作業

ペアになっての葉にんにくの草取り

こちらもペア作業。種を渡す人、植える人。

お茶の時間

葉にんにく、もうすこし寒さにあててからトンネル被覆

防寒のために不織布をかけます。3人でやると効率的。


不織布はほこりがすごいのでマスクは必修です。


道具(包丁)を使う作業は喜んでやります。


遅くてもいいから丁寧にと母から教えてもらって収穫
         


         最近、畑での子供たちの作業を見て、地元の先輩農家さんに児童虐待?!


   だってかまわれます。



   食育の一環ですって冗談で答えますが、普通に助かる面も多々あります。




   学校が休みの土日、ここぞとばかりに畑へかり出します。



   子供たちも半分くらいは楽しんでやります。残り半分はしょうがなしですね。




   今日は午前中、母が小学校の奉仕活動で不在のなかの農作業でした。



   まず、そら豆に防寒のため不織布のべた掛けをやり、葉にんにくの草取り、



   余っていたにんにくを植え付けしました。


   
 

   午後からは母も合流し小松菜の収穫。




   畑に行くと容赦のない父に付き合いつつも、よくみんな働いてくれました。




   畑作業は単純作業のなかに色々考える要素がちりばめられています。




   現場のきびしさ、真剣さ、作業のうまい加減、そんなことを学んでもられたら



   

   嬉しいなと思いながら一緒に作業しています。




   




   
  

   




 



   





   


   




   




    



    



    



    

2012年11月8日木曜日

もうひとつの夢



「悪いこと言わないから、会社なんて始めるべきではありません」日経ビジネスより http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121105/239043/

を読んで思ったこと。



  やりたくてどうしようもない。


  この道以外に考えられないと思って農家になりました。




  農業にまったく縁がない家系だったのに、おやじから「耕治」と名をつけてもらい



  ました。



  山や海、自然でおもいっきり遊んだ子供の頃、自分で始めた家庭菜園をきっかけ



  に農業に目覚めていましました。



 

  プロ野球選手に憧れるよう少年のように、夢を人に話すことができなかった



  少年時代。




  小学生の頃から初恋の人を想うようにずっと温めてきたように思います。




  


  起業は抑えきれない気持ちをかたちのすることだと思います。



  就農して家族をかえりみず、やりたいエネルギーをぶつけた10年。


  

  11年目、夢のかたちが少しだけ見えてきた気がします。



  野菜を作って生活すること。



  農家になる夢、いまでも続いています。




  そして、農家になりたいって夢を恥ずかしくなく、友達に言える農業を



  つくりたい。




  それがもう一つの夢です。


  




  



  




  



  



  

2012年11月5日月曜日

トンネル作業

私が投げて子供が留める
1月収穫カブの冬支度



                 

              トンネル張りは数ある農作業の中でも難しい方だと思います。


  

     強い風でも剥がれないようにするにはいくつか気を付けています。




     ・片側を留める(埋める)からしっかり伸ばしピンと張った状態で留める。



   
     
     
     ・パイプの間隔は同じ幅、あまり広くとらない。(うちは80㎝)



     ・マイカ線の圧はなるべく均等になるようにする。


   

   
     ・のせるビニール(うちはPOフィルム)の中心を所々パッカーで留める。



     ・大風の日は見回る。一度剥がれると剥がれ癖がつくため小さい被害の

      
      うちに直す。



     ・風のある日に無理して張らない。

    
   

      

    
     

     支柱たて→ビニールのせ→終わり始まりを留める→パッカーで中心を留める


     →所々マイカ線→残りマイカ線→おわり




     当たり前のことを丁寧にやることが意外と大事かもしれません。

    

    
    



    うちでは一人農作業なため、マイカ線一本独立型でやってます。



    案外トンネル作業は夫婦でやるとケンカが起きるようです(笑)