2011年12月31日土曜日

次の夢

          
    
           今年も残すところもうわずかです。

    今日の午前中までの集荷作業で仕事納めになりました。

    今年は震災があり原発事故がありとても大変な1年でした。

    多くの尊い命がなくなり、いまでも苦しい思いをしている方が

    たくさんいます。
    
    
    絶対に忘れられない一年です。

    
    私自身、就農して十年いろいろありながらも順調にやってきて

    いましたが、今回の放射能問題での風評被害で始めてこれから

    先のことを真剣に考えました。


    農家になりたくて野菜を作りたくて家族で田舎に住みたくて・・・。

    小さい頃の夢はまずは叶いました。

    
    昨年までは今の状態を現状維持させることが目標でした。

    面積を大きくする訳でもなく、人をもっと雇う訳でもなく、売上を上

    げる訳でもなくて、ちょうど良い今の状態を維持させることでした。

    しかし思いもよらなっかった風評被害で維持が厳しくなりました。

    
    いままで通りしていては無理だなと思いました。


    今までは生産者としていい野菜を作るだけに集中してきましたが

    これからは畑以外のことにももっと目を向けて行きます。

    
    その始まりとしてブログも、Face Bookも始めました。

    そして、もっと外の人と交流をもって畑では得られない収穫を

    したいです。

    

    正直今は今以上に売り上げを上げたいとは思っていません。

    
    ただ自分の野菜を必要としてくれる人がもっとほしい。

    
    必要とされる野菜を売れる仕組みを作りたい。

    
    これからいっしょに熱く頑張れる仲間がほしい。

    
    それが私の次の夢です。

    
    また来年も熱くて真面目な私にお付き合いください。

    
    みなさまによい年が来ますように。

    
    JYAGAOKAファーム 岡田 耕治

    


    

    


    

    
    

    

  1. 

2011年12月29日木曜日

野菜BOX


            JYAGAOKAファームとしてやっている野菜BOX。

    今年最後の発送となりました。

    お正月に使う野菜を中心に入れました。

    聖護院大根 人参 八つ頭 長ネギ 小松菜 安納芋 ミニ白菜

     今年も一年どうもありがとうございました。

    来年もどうぞよろしくお願いします。

2011年12月28日水曜日

満足

          
    安くていいものを買うと満足する。

    でも高くても気に入ったいいものだったら満足する。

    要するにいいものは値段では買ってない。

    

    価格は商品のなかの1つの条件であってもちろん1番ではない。

    野菜(商品)そのもの以外の付加価値を差別化すること。

    お客さんの要望を先回りし、いかに満足を満たすかがこれからの

    課題です。


    昨晩ひょっこり農場の渡邊さんに紹介してもらいお会いしたかった

    タケイファームhttp://takeifarm.yu-yake.com/products.htm

           武井さんに会うことができ、その話のなかからでた私の課題です。

2011年12月27日火曜日

きっかけ

           
    ブログをはじめて43日目です。

    とくに区切るような数字ではないのですが・・・。

    いままでの36年間パソコンとは無縁の生活をしていました。

    パソコンと海外旅行には自分には関係ないぐらい思ってました。

    それがある仲間のブログを見て自分もやってみようと始めました。

    今いるお客さんともっとつながりたいとの思いからでした。

    ブログの内容も野菜の話じゃなく自分の話も素直に書いていたので

    「意外です」とか「真面目ですね」とかいろいろな声をいただき

    恥ずかしいやら嬉しいやら複雑な気持ちです。

    日々のブログのあり方を考え中です。

    始めるきっかけになった

    ひょこり農場の渡邊さんhttp://yassai.blog39.fc2.com/のブログ

    です。

   

2011年12月26日月曜日

主夫

     子供の用事で朝から嫁が長男、次女を連れて出かけました。

     残された6歳の長女と1歳の三女と私。

     朝ごはんを食べ、片づけして部屋の掃除をして洗濯物を干して
 
     家事を一通り終わらせてから出荷に出かけました。

             そして帰ってきてお昼ごはんの準備。

ほうれん草のカルボナーラ風炒め

ふかし里芋の醤油がけ
     
             ほうれん草とチーズで炒めマヨネーズで味付けしたものと

     里芋をただ茹でて醤油をかけたものをおかずに3人で

       静かなお昼ごはん。

    
    ごはんの片づけをしておやつに食べようかなと思い

    安納芋を薪ストーブにセットしてみんなで昼寝しました。

30分ほどで出来上がります。

冷やしてもう一度焼くとさらに甘くなります。

           用事を済ました嫁たちが2時頃帰ってきました。

    
    嫁はいつもは病院でも幼稚園の行事でも4人連れて行きますが

    今日はそんなに出荷もなかったので家事を引き受けました。

    
    まったくのひとり家事は思った以上に時間が掛かるとひさびさに
 
    実感して嫁への感謝を思い出しました。

   

    たまには、主夫した方が良さそうです。

2011年12月25日日曜日

プレゼント

JYAGA太朗希望のラジコン


     クリスマスの夜にJYAGAキッズのもとにもサンタさんは

     来ていたようでキッズ達は朝から大興奮。


     うちでは普段おもちゃを買わないようにしているので

     嫁は1年のこの日に懸けているようで下調べバッチリ。

     家族みんなが満足しているようだったので私も嬉しいです。

私にもプレゼントが!

   
     ブログ見てるよと温かいプレゼントいただきました。

     大事に使わせてもらいます。ありがとうございました。

2011年12月22日木曜日

準備

出動前のウルトラマン?

            今日は半日トラクターで畑をうなる(耕す)仕事でした。

    今日もとても寒そうだったのでスキー場でも大丈夫ぐらい

    重装備で挑みました。

  
乗車中にパシャリ

うなったばかりの畑に餌を食べに集まるヒヨドリ

     夏にハグサやゴンベイグサなどの夏草が生え、冬には七草に

    ででくるハコベやホトケノザなどの冬草が生えます。

    
    その草たちをトラクターでうなって土にもぐらせておかないと

           3月作付けするジャガイモやレタスの畑が真っ青な草原のように

           なってしまいます。

    マルチを張ったり小さいセル苗を植えるのに支障をきたします。

    
    気が早いように思いますが今のうちにやらなくてはいけない

    作業です。


まだまだ私には贅沢品の部類

           キャビンつきのトラクターがあれば冬のトラクター仕事も

    楽勝なのになー。
    

2011年12月21日水曜日

目指すところ

いつでもあるもの

    どこでもあるもの

    どこにでもある味

    どこでも買えるもの

    でない野菜 

    そんな野菜の魅力

    便利な世の中に逆行しているようだけど

    
    個人の農家がこれから生き残る道なのかな。

    

    そんなことを考える今日この頃です。


    やっぱり目指すところはオンリーワンかな。



   

    最近ブログの内容が固いと嫁に指摘されます。

挑戦


           マラソン大会に出ます。

    大栄地区で行う小さい大会です。

    ラクロスは今でもやっていますがマラソンはやったことが

    ありません。

    しかも一般男子は2484mと微妙に短い距離。

    初めからおもいっきり走っていいのか徐々に早くする距離なのか?

    大会記録の9分37秒、早いのかどうかも全くわかりません。

    人生初マラソンです。

    
    息子も小学生未満の部で出るのでかっこいいお父さんを

    見せたいです。


    練習しないけど当日ぶっつけ本番いいとこ見せるぞー。

    
    嫁はかっこいい姿を見せるのは無理じゃない?と言ってます。

    しかし私の来年の目標は挑戦です。

    いままでやらずにあきらめていたことにまずひとつ挑戦して

    みます。

完全燃焼

    昨晩、新規就農の仲間2人と鍋をしました。

    2人とも自分とは違うタイプでたくさん話をしいろいろな刺激を

    受けました。

    最近は仲間と野菜の話がしたかった分、とても充実した時間

    を過ごせました。

   
    たまっていた気持ちを出し切った感があり、ただいま抜け殻

    状態です。

    

    でも次は話したことをかたちにしていきたいです。

    

2011年12月18日日曜日

内緒なんですが。


           実は3年前からバラにはまっています。

    36のおじさんがバラ?と思われるので内緒にしていましたが

    私、花大好きです。

    
    高校時代も花が好きで花屋さんでバイトしてましたし

    大学時代もアパートの庭で花を育てていて友達にきもちわる

    がられていました。卒業して入った会社も第一園芸という花屋

    さんでした。スーツ着て南青山で花を売っていたんです。


    今も嫁のお母さんに手伝ってもらって庭に花を植えています。

    春になればクロッカス、チューリップが咲きパンジーやビオラ

    アガパンサスが庭を彩ってくれます。

    そしてその頃咲くのが上の写真のモッコウバラです。
  
    真っ白な小さな花が満開になります。いい香りです。

    今日はそのための誘引をしました。


    春の楽しみがひとつ増えました。

2011年12月16日金曜日

トンネル張り







   陽気が良かったせいもあってなかなかカブにトンネルを張る作業を

   先伸ばしにしていましたが。
       
        明日の朝、非常に冷え込むとの天気予報だったのでやりました。

   
   このカブは年明けから出荷するカブです。出荷するまで2~3週間

   なのでできることならなにも掛けないでいたいのですが・・・。

   たぶん葉っぱも玉も痛んでくるでしょうから。


   以前に杭をさしてあったので50m3本1時間半程の作業でした。

   

   はがされないトンネルを張ることは新規就農者にとってはひとつの

   関門のような気がします。

   私自身、何度はがされたトンネルを直したかわかりません。

   畑にトンネルがある時、大風が吹くたび空に向かって

   「やめてくれー」って叫んでいました。

   

   参考までに今回のかぶのトンネルは

   9尺のパイプに7条のカブにトンネルの杭の間隔は80cm

   幅250mの厚み0,05のPOフィルムを使用しました。

   

   トンネル張りはほんと奥が深い作業だと思います。

   時期や畑の立地、畝の向き、資材によってやり方を変える。

   いろんなことが集約されています。


   まだまだ勉強できます。
   

仕事の合間、JYAGAキッズといっしょに凧揚げ

2011年12月15日木曜日

振り返ってみて

   20年前、

   中3の時に家から3時間近くかかる農業高校に行きたかった。

   「高校は普通校で大学で農業系に進学すればいいんじゃないか?」

    と学校の先生は反対した。

   「通学するのに遠すぎるんじゃないか?」

    とおかんは反対した。

   わたしはどうしても農家になりたかった。知り合いに農家は

   いなっかった。選択肢はなかった。

   「おれの人生だ。おれが決める。」ってことを言ったらしい。

   最近おかんが笑って教えてくれた。

   
   結局は普通高校に進み東農大進学したのだが。

   20年前中3の進路を決める時からずっと農業に憧れていた。

   
   大学を卒業して農家になれるはずだったのになれなかった。

   4年間で広島と北海道の2件の農家さんとしか知り合うことが


   できなかった。

   
   ラクロスに没頭して将来のことを後に回していて6年間が経った。
   
   
   それが25歳の時、地下鉄のポスター「新規就農者になるセミナー」

   を見つけて思い出した。おれは農家なるんだ。

   それが今から12年前。

   
   そして研修して、家が見つかり、生産団体に入ることができやっと

   野菜を作る農家になれた。

   農家の先輩に憧れ、「早くあんな野菜を作って売りたい」と思って

   やってきた。

   あっという間の10年だった。

   
   今現在、これからどう進もうかいろいろ考えています。

2011年12月13日火曜日

土への帰還

2mの牧草でもみじん切りにする優れもののモア

         収穫後の野菜の片づけをしました。

   残った野菜は畑に返し土に戻ります。

   ロータリーでそのまますきこむ時もありますが

   寒いとなかなか分解しないのでモアでみじん切りにしてから

   すきこもうと思います。


   土からできた野菜、最後は土に帰ります。


   秋野菜、ずいぶん土に戻りました。  とほほ。

2011年12月12日月曜日

これから冬眠

そら豆くん

スナックエンドウさん

不織布内のそら豆くん

     種まきして一か月ここまで成長しました。

     これからはどんどん寒くなるのでひとまず成長ストップです。

     これからの時期大きすぎても寒に弱いし小さすぎると寒で枯れて

     なくなってしまいます。

     ちょうどいい大きさに成長してくれました。

     
     そして冬の間の厳しい寒さに当たることで分結を促します。

     春、ぐんぐん成長して実をたくさんつけてくれるでしょう。

     

     その頃はJYAGAキッズの上2人は小学生になっています。

     どちらの成長も楽しみです。
     
     
     ちなみに今度の一年生はうちの子入れて6人だそうです。

     ビックリするくらい少ないです。

2011年12月11日日曜日

スタイル


収穫してきたカブの葉っぱをきれいにむいています

結束機でまとめてコンテナに詰めます

出荷する前の野菜

         JYAGAOKA ファームでの出荷は、立ちスタイルです。

   調整作業、袋づめをする時も

   培土を入れ種を蒔く時も座っては作業しません。

   これは就農当時からのスタイルです。

   立っている方がなにかと時間短縮になります。

   手も早く動く気がします。

   長時間の作業は座っているより立っている方が楽です。


   今日の倉庫内での仕事は朝6時から3時間半、夕方5時から2時間

   二人でカブ250束、スティック250P、レン草150Pの出荷作業でした。

     
   お疲れ様でした。

2011年12月10日土曜日

霜柱

夕方でも日陰の所は霜柱が残っています

          今日は今年一番の冷え込みになりました。

     この時期、朝から晴れて温度が氷点下近くになると

     放射冷却で霜が降ります。

     なので夜中より明け方が冷え込みはきつくなります。

     こうなると朝10時頃までは野菜も凍っており、収穫できません。

     その野菜はだんだん溶けて日中復活します。

     根があって生きている証拠ですね。

     根っこがない収穫した野菜は1度凍ると元にもどりませんからね。


     冬の間、農家は10時から5時までの畑仕事となります。

     それ以外は倉庫での出荷作業などをします。


     

     冷え込みは昨日の朝から・・・。

     みぞれ混じりの雨の中での聖護院大根の収穫でした。

     素手で収穫する手は赤くなり、

     長靴の中の足はカチンコチンでした。

     
     冬の農作業は寒くて冷たい仕事です。

     でもつらい作業をする時のほうがやりがいを感じます。

     

     絶対に逆らえない自然に合わせるのもまた農業の醍醐味です。

2011年12月9日金曜日

感動した。


           運動会以外はいかない父親でしたが、

    幼稚園の子2人のお遊戯会に初めて行ってきました。

    
    感動して泣きそうになってしまいました。


    たった6年でずいぶん成長したな。

    家庭では見れない子供のすがたがとても新鮮で
   
    うれしかったです。

    
    いつもだったら出荷がありいかないって決めてるけど

    今日は本当に行って良かったです。

    

    とっても身内話ですみません。
    
    

    
      

2011年12月8日木曜日

お好み焼き


           大阪人は晩ごはんにお好み焼きを食べる。

    お好み焼きの日は、ご飯もおかずもなし。

    
    実家では時期になると週1のペースでそれがやってくる。

    3回に1回はたこ焼きになる。


    おかんは大阪生まれ大阪育ちの59歳。

    そのおかんのお好み焼きは、うまい。

    その作り方を簡単に紹介しよう。


    1 鰹と昆布でだしを取り、冷ます。

    2 そのだしにてんぷら粉を入れながらまぜる。
      塩、すった山芋を少し入れ再度まぜ生地をつくる。
      ゆるいぐらいの方が焼いた時ふわっと仕上がる。

    3 キャベツを5mmの厚みで千切りにする。

    4 深めのボールにキャベツを2つかみ、小さく切ったイカ
      桜エビ、天かす、ちくわ、卵1個、作った生地を入れ
      スプーンで下から空気を入れるようにまぜる。
      まぜ過ぎないように。

    5 ホットプレートを210度にしてまぜた生地をのせ
      その上に豚バラ肉を並べ、残しておいた生地でかぶせる。
       
    6 裏表焼く。
   
    7 トンカツソース5対ウィスターソース1の割合でソースを作る。
    
    8 焼けた生地にソース、マヨネーズ、青のり、鰹節をかけ
      出来上がり。

    
    キャベツたっぷりなのでひとり2~3枚は食べれます。

    これが岡田家の直伝のお好み焼きです。

2011年12月7日水曜日

ゴロゴロ転がります


    聖護院大根の出荷が終盤を迎えています。

    今年で作り始めて3年目。

    品種、株間、条間、播種時期

    まだまだ研究の余地ありです。

2か月前

2011年12月6日火曜日

坊主頭

散髪後読書に夢中のJYAGA太朗

           「坊主の息子は坊主」 

    父親が坊主にしているとその息子はたいてい坊主

    嫁が幼稚園で聞いてきた定説

    
    私も大学2年からかれこれ16年坊主で通している。

    JYAGA太朗も生まれてから

    ずっと私がバリカンで刈っているので当然坊主だ。 

   
    頭の形は父親ゆずりでとても良い。

    
    なので二人ともこの頭が、一番楽で気に入ってる。

野菜BOX

7品野菜セット

        野菜BOX用の写真を取り直しました。

   サンプル野菜はほかにもいろいろあったのですが、

   2月に出荷する定番野菜を選んでみました。

サンプル野菜たち

2011年12月5日月曜日

野菜のストーリー

        最近、知った農家さんのブログに野菜のストーリーを

   語ろうとありました。すごく感銘をうけたので

   素直に実践しようと思います。


   
         [ミニキャベツとの出会い]
                                            
   
   4年前にこの世からいなくなったおとんが、生前電話での会話

   
   父     「でっかいキャベツまるまる1個使いきるのたいへんやで」

       「今、スーパーでもだいたい、切って売ってるで」

       「ちいさいキャベツってないんか?」
   
   
   当時、実家の大阪で夫婦2人暮らしだったこともあり、お好み焼き

   でもしない限りキャベツ1個使いきるのは大変だったらしい。

   
   大阪の実家に19歳までいて、しみじみおとんと話すなんてことは

   ほとんどなかった。

   でも農業を始めた26歳ぐらいからは、やっと話ができるようになった。

   しかしそんなもともと口数の少ないおとんが

   おれに言った数少ないアドバイスだった。


   電話を切ってすぐ、野菜のカタログを見ると

   ミニックス 40という名のミニキャベツがありました。

   
   その春から作り始めて今年で6年目です。

   キャベツは、野菜の中でもひときわ虫が好んで食べます。

   農薬を使えない栽培では、作付した半分も収穫できないことが

   よくある野菜です。

   小さくてもキャベツです、しかも柔らかい春系です。

        今の栽培に至るまでには、苦労しました。


   今では春作、8割以上は収穫できるようになりました。


   品種も何種か試しましたがミニックス40が一番おいしかった。

   ミニックスはキャベツ独特の青臭さがなく、食感もやわらかく

   甘いキャベツです。

   生食でサラダよし、さっと火を通しても良いです。
   
   
   今では、JYGAOKAファームの作付けの中で、

   ズッキーニ、スティックブロッコリー続く3大野菜です。
   
   
   これからも貴重なアドバイスから生まれたミニキャベツを

        作りつづけていきたいです。








桜の木の下で




JYAGAOKA家のシンボルツリー 桜の木


       桜の木には、JYAGAOKA家のあわただしい日々は

       どう映っているのかな?
  
       この10年の間にずいぶん敷地内の様子も変わってきました。

       育苗ハウス、機械倉庫、車庫とずいぶん農家の家らしく

                   なってきました。

袋詰めをする作業小屋

自作の機械倉庫

鶏小屋と車庫
       
       



2011年12月4日日曜日

包丁3兄弟

仕事終わりの相棒達


   一般的には野菜を収穫する時には。収穫鎌を使います。

   しかし、私は収穫するときはなんでも包丁を使います。

   研修の時から手ごろな左ききの鎌が見つからず

   気が付けば包丁で収穫するフォームができてしまいました。

   もう鎌には戻れません。


   我が包丁軍団の紹介。

   左から、小回り抜群、狭い場所の収穫時、

   スッティックブロッコリーに使います。

   真ん中、ちょうどいい大きさ万能収穫包丁。

   ミニキャベツ、葉物全般に使います。

   右、大きくてパワーがあるので、

   聖護院大根の葉を切り落とすのに使っています。


   収穫前には砥石でピカピカにして出動します。

生まれたライ太郎

帽子をかぶったライ太郎


         先日、蒔いたライ麦のライ太郎がでていました。

   雨上がり後に撮影したので、雨しずくが頭にのって

   なんとも愛らしい様子。

   
        禾本科である麦の根は、畑を耕してくれます。

   野菜の根と違い、成長するとともに下へ下へぐんぐん

   伸びていきます。

   その根が畑の土の中をもぐらのように耕してくれます。

   
   出荷するわけではない麦ですが畑の中では

   いろいろと期待しています。

2011年12月2日金曜日

雨の中

      
        昨日も今日も冷たい雨の中の収穫になりました。

   私たち、お客さんから注文をいただいて出荷している

   農家は雨でも雪でも、関係なく出荷します。

   しかしどうしても野菜が濡れているので

   土が付いてドロドロになってしまいます。

   ひどい場合は洗うこともありますが

   すべてとはいきません。

   雨が降っていなくても、朝一番に収穫すると

   朝露でもびしょびしょになります。

   申し訳ない思いと受け入れてほしい思いが

   入りまじり、複雑な気持ちになるときがあります。

   そんなことを考えながらの出荷作業でした。

2011年12月1日木曜日

農家の物件

今日、地元の知り合いの方から

    「使ってないコンテナがなるけどいる?」

    と電話をいただいた。

    すぐにもらいに行くとそこは農家の空き家。

    私自身は家は比較的苦労せずに手に入れることが
 
    新規就農するなかでまず家探しが苦労する。

    農家の空き家で使える物件は意外にも少ない。

    なので農家物件と聞くとどれどれと興味が沸く。


    見た感じ、築40年は経っているだろう様子。

    だが最近まで住んでいたこともあり

    水回りの台所、お風呂も使えそう。

    車庫、物置もあり、道にも面していている。

    全体的に古い感じだが、総合的には悪くない物件だった。

    
    ということで仲間の新規就農者に紹介して

    今度見に行くことになりました。

2011年11月30日水曜日

我が家

お気に入りの我が家
      
         
 
     小学生の頃から田舎に家を持ち農業がしたくて

     田舎暮らしの本を読んでいました。

     
     それが26歳の時研修中に知り合ったみみずの会の方に

     家と畑を同時に紹介していただきました。

     その当時、貯金は14万円。

     すぐ中古軽トラを7万円で買って残り7万円。

     借りる家は、大家さんの厚意で月1万円。

     畑も貸していただきくことができました。


     その当時6年付き合っていた彼女にこの家を見せ

     その帰り道に結婚をしてくれとお願いしました。

     それが今の奥さんです。

     
     自分の人生の定点が決まった時でした。


     住むところが決まり。

     仕事が決まり。

     相方が決まり。


     やっと人生の本番のスタート地点に立てた感じでした。

     
     

     

     

         

2011年11月29日火曜日

「畑の野菜」

        
        野菜に入っている生産者カードの内容は8種類あります。

   その中のひとつメッセージです。


   「消費者の方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。

    大きかったり、小さかったり、虫食いだったり、

    ドロドロだったりする野菜を理解してくださることで

    成り立つ栽培です」



    みみずの会では4年前からみみずの学校を始めました。

    学校では3月から9月まで約半年間、月1回のペースで

    家族みんなで畑で野菜を作ります。

    
    そこに参加してくれた小学生の女の子が

    虫食いで泥だらけの野菜を「畑の野菜」と呼び

    大きさがぴったりそろったきれいな野菜を「スーパーの野菜」

    と呼んで、野菜嫌いだったのに畑の野菜は食べる。

    子供には新鮮でおいしい野菜はわかるみたいです。

    素直にうれしいです。
   

     たかが野菜ですが、これからもみみずの会にしか味わえない

    野菜を作り続けていきたいです。
    
    

2011年11月28日月曜日

JYAGAむすめ達



         JYAGAキッズたちは、とても人見知りです。

   ブログに載せる写真撮るよというと

   まったく目を合わせなくなりました。

   息子のJYAGA太朗は走って逃げました。 

   今度は黙って撮りたいと思います。




                   

               

2011年11月27日日曜日

月2回の楽しみ


        
   今日は朝から駒沢公園でラクロスをしてきました。

   月に2回、頭から農業が離れる時間であり、大切な時間です。

   
   
   ラクロスを始めて16年。

   いつの間にか周りは20代ばかりに・・・。

   それでも農業の次に一生懸命になってしまいます。 

   たまに家族に叱られます。

  
    この姿を見るとたまには家族サービスしないとなーと感じます・・・。

    反省。

2011年11月26日土曜日

いざ、出陣


    
            今週から本格的に聖護院大根の出荷が始まりました。

      写真の通り、いい出来です。

      おでんにして食べました。

      肉質がやわらかくおいしかったです。

2011年11月25日金曜日

代打そら豆くん誕生


発芽した打越一寸

          このきびしい世の中に力強く芽を出してきました。

     朝日にあたってとても美しいです。

     

     種は、そのままではいつまでも寝たままです。

     水と温度が適度にあると目が覚め、動きはじめます。

     しばらくの間は、種のなかの養分で成長します。

     まず根がでて、その後芽がでます。

     一般的に、芽の長さの倍の長さの根がでています。

   
     野菜作りは、いかに丈夫な根をしっかり出させるかでポイントで

     根が軟弱だと虫もつきやすいし、病気にもなります。

     しっかりと根を出すためには、可愛がり過ぎてだめです。

     水や肥料があり過ぎると、根の成長はストップします。

     根が水や肥料を探しに苦労させることが大事なことなのです。

     この苦労があるのとないのでは、収穫期になると大きな違いが

     でます。



     「若いうちは、買ってでも苦労をしろ」といいますね。

     人も野菜も同じです。