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にわとりを見ていて昔を思い出しました。 |
研修時代、養鶏所に週3でアルバイトに行っていました。
2万羽の鶏の飼育と採卵の仕事です。
スタッフは社長の奥さん(卵の仕分け)、地元のおばあちゃん(採卵専門)
モンゴル人、私でした。
仕事は採卵、仕分け、エサならし、鶏ふんの処理、ゲージの修理、
逃げたニワトリの確保、いろいろ全般です。
1年いる間に4人ほどモンゴル人は入れ替わりました。
なぜか話も通じないのに、すぐに打ち解け友達になりました。
モンゴルは国の経済がとても不安定で、働いても生活できるくらいの
給料がもらえない。なので日本に出稼ぎに来ていました。
家族を皆残して来ていた、器用で働きものなダシャさん。
ダシャさんは仲間のシェアハウスに、荷物を運んでほしいとお願いされ
その当時の私の愛車の鶏糞ダンプで、お邪魔しました。
日本なのに完全アウェイでビビりました。すぐ帰りました。
55歳くらいの頼りになるできる遊牧民のダンさん。
私が仕事中腹痛で苦しんでいた時に、ポケットから出してきた漢方薬らしき
ものを渡されました。聞くとなんにでも効くから飲め。そうゆうの1番苦手。
信用していたし厚意を断れなくて飲みました。効果は忘れましたが
とってもビビりました。
かわいい子供2人を残してきていたダワーさん夫婦。
体格がよく笑顔が最高な奥さんにかなり気に入られていました。
お昼もいつもごちそうになり、色々モンゴル語も教えてもらいました。
「ビーチャンプ、ハフテ」、日本語で「あなたのこと、愛しているよ」
私も挨拶のように言っていました。よく抱きしめられたなー。
旦那さんはとなりで爆笑していました。
大学の柔道留学で来ていて、年も近くて1番仲良くなったダシャ。
作業中いつも裸足にサンダルで鶏糞がついてもまったく気にしない
ナイスガイ。いつもエッチな本をねだられあげていました。
昼休み、よくモンゴル相撲して遊んでました。もちろん全戦全敗。
みんなにモンゴルに誘われました。いつかは行ってみたいです。
ダンの親父は遊牧民なので決まった住所はないよなー。