2012年3月22日木曜日

現場主義





 本日、無事じゃが芋植え付け作業を終えました。

この後、しばらくして除草も兼ねて通路を管理機で軽く耕します。

芽が出てきたらちゃんと穴から出してあげて草取りをします。

芽が多いところは芽かきします。

6月には収穫を予定しています。



植え付けに近所のおばあさんを頼みました。

私は畑作業は基本一人です。のでまとまった仕事はその都度お願いします。

定植や草取り、じゃが芋や人参の収穫はいつも決まった人に来てもらいます。

農家のおばあさんですので手も早く働きものです。


・その時の作業中の会話


「ほんとは今日歯医者の予約が入っていたんだよ。でも岡田さんに仕事頼まれた

から断ってきたよ。来週から他の仕事の予約がめいいっっぱい入ってるんだよ」


明日から雨なので気を使ってくれて無理して来てくれたようです。

70を超える年にもかかわらず仕事への意欲、雇い主への気遣い。

こんな人はいっしょに仕事をしていても気持ちがいいです。



・所属する生産団体での会話


「人参の換気(トンネル裾を一部開けること)やったか?今日は温度上がるから

開けないと出た芽が焼けちゃうぞ」


農家の仲間同士でのやりとり、優しい気遣いだと思います。


生活かけて本気で仕事している同士から出る気遣い、優しさはとても嬉しいです。




世の消費はマーケティングや宣伝が大部分を占めていますが


現場(第1次産業)ではそれとは別に次元で物事が動き流れています。


現場にこそ本質があり魅力が溢れていると思います。




















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