慣らしのため外に出した苗たち |
就農8年までは畑の灌水設備なしでやっていました。
人参を蒔けば家の蛇口から40分かけて軽トラに1.2トンの水を汲み、乾きの少ない
夕方から夜中にかけて何往復もしました。
キャベツやレタスの苗を植えても、カブを蒔いても同じことをします。
もはや根性で解決できない限界を感じていました。
そんな時、国の補助(異常気象対策補助)でスプリンクラーやスミレインと
いった灌水設備(20万相当)を、2セット手に入れられることができました。
このタイミングを逃してはなるものかと嫁を説得して、110万円かけて井戸を
掘りました。
借地でしたので契約も15年間に結び直しました。
2haの畑のうち80aですが灌水できることはとても可能性が広がります。
灌水設備があればハウスを建てることも考えられます。
もともとの資本がないのでひとつひとつですが設備が充実していくのは
楽しいです。
ドラクエで例えると、敵を倒し経験値を上げて、お金を稼いで、道具を揃え
設備を整え、仲間を増やし、また新たなステージに行くような感じです。
それには現実問題、先立つお金と嫁への説得が大きな課題です。
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