2012年7月11日水曜日

9つの条件

梅雨明け前に畑をきれいにできれば秋作が楽になります。




        畑はすべて借りている。



   ハウスや施設を建てる予定がなければ賃貸で十分である。




   しかし一度借りると長いお付き合いになることが多いのでよく考えた方が良い。




   私自身、畑を借りる時の条件は





   <自宅から近いこと

   ・トラクターで自走できる距離(10分程度)にあること。


   

  <まとまった面積であること

   
   ・現在、2haで5枚の畑、畑の数は極力減らした方が効率的。


  

  <日当たりが良いこと

   ・野菜は日当たりと地力があればなんとかなる。しかしこれがないと

   なんともならない



  <地力がある

   ・畑の周りの農家に聞けば過去の状況がよく知ることができる。情報収集。


   ・平らな畑の場合、水はけは気にした方が良い。

  

  

  <平らな畑、四角畑である

   ・マルチ張りや肥料ふり、機械作業は平らな畑や四角畑が断然有利。


  

  <農業委員会を通して賃貸契約を結ぶことができる


   ・環境保全型交付金などの補助金や認定農業者審査、ほとんどが農業委員会

    を通して借りていないと対象にならない。


   ・長く契約することで安心して畑作りに取り組める。




   <独立した畑


    ・草による周りからの苦情、農薬飛散を考えると隣接する畑は少ないほうが

   

     良い。



   <畑が舗装された道沿い

     

     ・出荷時、毎日通うと考えると雨や雪でも問題なく行けないと厄介。




   <灌水設備がある

     

     ・7月から9月の間の管理、作付けを考えると灌水設備のある畑は有利。


     ・太陽熱は灌水設備があっての技術




    上の6個は、最低条件として考えます。




    地代が安い、何年も空いている畑はよく考えた方が良い。


    それなりの理由があることが多い。




    逆に一反あたり5000円~10000円高いくらいはいいものを獲れば


    

    問題ないし、もともと慣行栽培の畑でも堆肥をしっかり入れ、緑肥を作れば



    2,3年すればいい畑に見違える。畑の回復力、自浄作用はすごい。





    逆に家は経済が許すなら購入した方が良い。



    敷地の広い農家の中古物件で十分である。


    中古の物件を手直しするにも、敷地内に育苗ハウスや倉庫、出荷施設を


    造るにしても賃貸だと問題が多い。




     家という定点を決め、人のネットワークを築き、そこから畑を探すほうが


     順序としてスムーズのような気がします。




  




     なんだか偉そうに書いてしまいましたが


     始める方に少しでも参考になればと思います。





     




    





    




    


   

   




   



   



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