2011年12月5日月曜日

野菜のストーリー

        最近、知った農家さんのブログに野菜のストーリーを

   語ろうとありました。すごく感銘をうけたので

   素直に実践しようと思います。


   
         [ミニキャベツとの出会い]
                                            
   
   4年前にこの世からいなくなったおとんが、生前電話での会話

   
   父     「でっかいキャベツまるまる1個使いきるのたいへんやで」

       「今、スーパーでもだいたい、切って売ってるで」

       「ちいさいキャベツってないんか?」
   
   
   当時、実家の大阪で夫婦2人暮らしだったこともあり、お好み焼き

   でもしない限りキャベツ1個使いきるのは大変だったらしい。

   
   大阪の実家に19歳までいて、しみじみおとんと話すなんてことは

   ほとんどなかった。

   でも農業を始めた26歳ぐらいからは、やっと話ができるようになった。

   しかしそんなもともと口数の少ないおとんが

   おれに言った数少ないアドバイスだった。


   電話を切ってすぐ、野菜のカタログを見ると

   ミニックス 40という名のミニキャベツがありました。

   
   その春から作り始めて今年で6年目です。

   キャベツは、野菜の中でもひときわ虫が好んで食べます。

   農薬を使えない栽培では、作付した半分も収穫できないことが

   よくある野菜です。

   小さくてもキャベツです、しかも柔らかい春系です。

        今の栽培に至るまでには、苦労しました。


   今では春作、8割以上は収穫できるようになりました。


   品種も何種か試しましたがミニックス40が一番おいしかった。

   ミニックスはキャベツ独特の青臭さがなく、食感もやわらかく

   甘いキャベツです。

   生食でサラダよし、さっと火を通しても良いです。
   
   
   今では、JYGAOKAファームの作付けの中で、

   ズッキーニ、スティックブロッコリー続く3大野菜です。
   
   
   これからも貴重なアドバイスから生まれたミニキャベツを

        作りつづけていきたいです。








1 件のコメント:

あつ さんのコメント...

岩本さんが、fbでシェアしていましたよ!良い話だって。素敵ですね!来週あたり、遊びに、いやお手伝いに行かせてくださ~い!