2012年1月7日土曜日

病害虫


難しい秋ミニキャベツ 
              
              昨日に引き続き、栽培方法(病害虫編)です。

     まず病気になりにくい丈夫な体を作り、虫が大発生しないような作付けを 

     心がけます。

     ほとんどは旬の作付けになります。

     旬でない時期に作ることは大変無理があります。

     
     一般的の多くの農家は作った野菜は市場に出します。市場では需要と供給

     のバランスで価格が決まります。

     どこにでもたくさんある旬の野菜は当然安い値段が付きます。

     そのため少ない時期をねらって作付けするため、

     過度な防除が必要となります。

     
     それとは違い私は契約栽培ですべて作付けします。

     
     生産者側 無農薬無化学肥料でおいしい野菜を決めた期間出荷する。

     
     卸先側 決まった値段で決まった量を買い取る。

     
     ざっくりですがこんな約束をして作付けを始めます。

     旬の野菜はおいしくて栄養価があります。なので野菜の旬のこよみに従って

     作付けします。

     それによりある程度の病害虫は回避できます。
    
     
     もう一つは、農家の知恵です。

     野菜の品種、播種時期、株間、条間、野菜管理は多岐にわたります。

     いままでの経験、予測である程度の病害虫は回避できます。

    
     しかし、いろいろ駆使して手をかけてもその年の天候により出荷できない

     場合があります。そのときは素直に諦めます。


     その時のためにも一品目を大面積作りません。多くても20a程度です。

     多品目な作付けが危険分散につながります。 


     農薬がなければ野菜はできないというのは間違いです。

     
     農薬を使わないように農家の知恵を発揮することが農家の使命であり

     おいしい野菜を作ることにもつながります。

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